【実践編】株式投資をやってみる

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株式投資のおすすめ勉強法

株式投資についてある程度の理解ができたら、実際に始めてみることをおすすめします。

百聞は一見に如かず、本やインターネットで勉強をすることも大切ですが、実際に投資を行うことで新たな発見や、自分なりの勝ちパターンを見つけ出すことができます。

こうした経験値による投資知識の習得は、文字で学ぶ知識と同程度、あるいはそれ以上の価値があると考えられます。

とはいえ、いきなり自己資金を投資するのは少し抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに便利なツールをご紹介しますので、まずはこちらで実践的な勉強をしていきましょう。

① トレダビ~130万人が選んだ株のデモトレードアプリ~ (https://www.k-zone.co.jp/td)

「株式投資を始めたいけれど、いきなり自己資金を投資するのはこわい!」という方は必見。

アプリ内仮想通貨でリアルタイム株式投資を疑似体験できるサイト「トレダビ」がおすすめです。

<トレダビの特徴>

・アプリ内仮想通貨で投資を疑似体験できるので、負けてもお金が減らない
・株価が実際の株式市場とリアルタイムで連動している
・3カ月に1回の大会では豪華景品も用意されているので、楽しみながらできる

② Yahoo!ファイナンス (https://finance.yahoo.co.jp/)

「投資はしたいがどの企業(銘柄)がいいのか分からない!」「他の投資家はどう考えているんだろう?」といった投資家の疑問や悩みに答えてくれるのが「Yahoo!ファイナンス」です。

<Yahoo!ファイナンスの特徴>

・株価や時価総額、PER、ROEなどの株価指標が1面にまとまっているので見やすい
・掲示板には銘柄ごとの投資家たちの声がリアルタイムで書かれている
・対象銘柄に関連のあるニュースも表示されるので、将来予測に使える

これらのツールは株式投資初心者の方でも使い勝手が良いため、一度は活用してみることをおすすめします。

ただし投資家の声についてはあくまでも個人的な予測であるため、鵜呑みにしすぎないことは要注意です。しかし思わぬタイミングで有益な情報が出ていることもあります。

株式投資の始め方

株式投資のデモトレードである程度の感覚を身につけたら、いよいよ実際に投資を始めてみましょう。株式投資を始めるまでの流れは以下の通りです。

株式投資を始めるためにはまず、証券会社で口座開設をする必要があります。

証券口座は証券会社で作成することができるため、その証券会社で口座を開設するかを最初に決めましょう。証券会社を選ぶためのポイントは以下の3点です。

①手数料の水準

手数料とは株式を売買する際に証券会社に支払う手数料のことです。

証券会社ごとに料率が異なるため、証券会社を選ぶ際には最も大切な決め手の1つとなります。

証券会社は大きく分けて「店舗型証券」と「ネット証券」に分かれます。

店舗型証券は、証券会社で働くプロからのコンサルティングを対面で受けながら投資をすることができる反面、人件費等がかかることから手数料水準は高めに設定されています。
(店舗型証券会社の例:野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券など)

ネット証券は、プロのコンサルティングはないものの、ネットを駆使してリアルタイムで売買ができ、スピード感に優れています。

ネット上で取引が完結するため手数料は低めに設定されています。
(ネット証券会社の例:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、LINE証券など)

② 取扱銘柄の多さ

例えば、日本国内の取り扱い商品・銘柄をネット証券会社で比較した場合、「SBI証券」や「DMM株」は取扱商品・銘柄が多いことが特徴としてあげられます。

また米国株や中国株など海外の取扱銘柄で比較した場合、「楽天証券」「マネックス証券」がおすすめとなります。

自分がどのような銘柄に投資したいかによっても証券会社選びに影響が出るということになります。

③ 分析力・情報力

店舗型ネット証券はプロのコンサルティングがあるため、分析力・情報力は一定水準で担保されています。

一方、自力で分析する必要のあるネット証券に関しては、証券会社が展開する最新ニュースアナリストの見解アプリの使い勝手の良さなどに差がうまれることがあります。

しかしこの点については、大手のネット証券会社であれば情報量や分析の質について信頼しても問題ないことが多いです。

アプリの使いやすさについては好みが分かれることがありますので、事前にホームページなどで調べておくと良いでしょう。

以上を踏まえ、初心者におすすめの証券会社の特徴は次の3点です。

口座開設から資金移動までの流れ

証券会社を選んだら、いよいよ口座開設です。

店舗型証券の場合は、営業マンを介して口座開設することが一般的ですが、ネット証券の場合はホームページからオンラインでのやり取りで完結するので、比較的負担が少なく、スムーズに進むと2~3営業日で口座開設をすることもできます。

口座開設が完了したら、銀行などの預金口座から口座振替にて資金を移動します。

株式投資は証券会社の証券口座を介して売買するため、この資金移動のフェーズまでには投資に充てるための資金を用意しておきましょう。

この作業は証券会社のアプリなどでもできるようになっていますので、口座開設が完了した時点で株式投資を始める準備はほとんど終了となります。

初心者におすすめの銘柄の選び方

口座開設と資金移動が完了したら、ついに株式投資を始めることができるようになります。

しかしここで最大の難関が待ち構えています。それは、購入する銘柄(企業)選定です。

銘柄の選定は、株式投資の初心者だけでなく、中級者でも難しいと言うほどです。

そこで、ここでは初心者の方が「どのような視点で銘柄を選ぶべきか」という例を挙げていきます。

① 応援したい企業

自身で普段から使っている商品やサービスを応援するために株式投資をすることは、とても社会的意義が高く、投資本来の目的に合った選び方であるためおすすめです。

例えば、航空会社や生活用品メーカー、家電メーカー、自動車メーカーなど、日常で目にする商品やサービスを展開する企業を応援するのも1つの選び方になります。

② 株主優待

株式投資を続けていると、年に1回以上、投資をしている企業から投資家へ特典があります。

その特典のことを「株主優待」と呼び、株式投資の醍醐味の1つとなっています。

例えば、東京ディズニーランドを運営する「オリエンタルランド」では、投資家の保有株式数に応じて「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」で利用できるワンデーパスポートを優待として配布しています。

ディズニーを愛してやまない方にとっては、これほど嬉しい株主優待はないでしょう。

このように、株価の騰落(とうらく)によって勝った・負けたを競うだけが株式投資ではないということも銘柄を選ぶ上では大事な視点となります。

③ 東証一部上場企業

株式投資においてとても大切な要素となる、株価の変動も見据えて銘柄を選ぶ必要があります。

一般的に株価が変動しやすい銘柄は、「会社の規模が小さい」「上場して間もない」「成長途上(グロース株)」などの特徴があります。

株価が変動しやすいことを「ボラティリティが高い(⇔低い)」と専門用語で言いますが、このボラティリティの高い銘柄は、「ハイリスク・ハイリターン」であるとも捉えられます。

投資経験が少ないときには、これらとは反対の、ボラティリティの低い企業を選ぶことをおすすめします。

ボラティリティの低い企業の代表例といえるのが、「東証一部上場企業」です。

一部上場企業は、「業績が安定している」「会社の規模が大きい」「投資家が多いため急激な変動が少ない」といった特徴があるため、投資対象としてはとても安定しています。

もちろん、すべての一部上場企業がそうであるとは限らないので、実際に投資を始めるときには、チャート(株価の推移を表す表)などを見て検討する必要があります。

またボラティリティが低いとはいえ、株価が下落し、元本割れするリスクは伴いますので、自己責任で投資をすることに変わりはありません。

これから株式投資を始める方は、是非このような指標で選んでみるのはいかがでしょうか。

投資初心者にとって、最初に投資の流れと相場観を身につけることはとても大切です。

少し慣れてきて、より投機的な銘柄の選定をしたい場合は、別のコラムで随時ご紹介していきますのでそちらをご覧ください。